今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

花を生けること

祭壇の花がしおれてきたので、花を買ってきて生けてみた。自分で花を買って生けるのなんて、生まれて初めてだと思う。
まず、花を買うときにいくつかの花をなんとなく選んで買ってきた。そして、家に帰ってその花を生けようとしたとき、失敗に気付いた。
花を生けるということは、花を選ぶときから始まっていたのだった。花を生けるプロジェクトだった。考えてみれば当然なんだけど、買ってきた花を、それぞれの色や大きさなどをバランスよく生けていくわけだ。だから花を選ぶときからどのように生けるのか、完成したものをイメージして選ばなきゃいけなかったようだ。
料理を作るのも同じようなプロジェクトと考えることもできるけど、料理の場合はある程度の食材は冷蔵庫にあるから、作り始めて不足に気付いてもある程度誤魔化しが効く。
でも、花を生けるのはそうは行かなかった。もともと生けてあった花と買ってきた花が全てで、それ以外の素材がない。
あと、もうひとつ困ったことがあった。祭壇には両側に生花を飾る。で、飾るときは、ほぼ左右対称に生けないとバランスが良くないのだった。ところが、花束を買うときに、ひとつの花束にたくさんの花がついてるから、ひとつだけ買ったのがいくつかあった。これが失敗。ひとつの花束についていたたくさんの花は、1本の茎から枝分かれしたものだった。
というわけで、花を生けるときの注意点。

  • 花を生けるのは選ぶときから始まっている。完成形をイメージしながら選ぶこと。
  • 祭壇の両側に花を生けるので、対象性を考えて選ぶこと。
  • 花束にたくさんの花があっても、もとは1本が枝分かれしているものもある。買うときに確認しておくこと。