OSXのアップデート失敗したMacBook Proを復活させるまでにやったこと
やりかけの仕事も一段落したので、ずっと放置してたOSXのアップデートでもやろうかと思ったのが19日のこと。
Windows10じゃないけど、毎日のようにアップデートのお知らせが表示されるので、そろそろEl Capitanにしてやろうかとアップデートを始めたのが茨の道への入口だった。
すでに嫌な予感がするわけで。
でも、しばらく放置してたら少し進んでた。
40分かかって8分しか進んでないって、ぜったいなんかおかしい。
で、アップデートが異常終了してしまった。
とりあえずもう一度やってみる。
でも、やっぱり失敗する。
エラーログを確認すると、サウンドデバイスがなんたらかんたらって、大量にエラーが出てるけど、ちゃんと音は出てるんですけど。内部的になにかおかしいんだろうか。
古いOSXに戻したいんだけど、再インストールに進むとEl Capitan一択で、古いOSXを選ぶ方法がない。
アップデートを始めてから半日経過。
もうあきらめて、今まで動かしてたYosemiteをクリーンインストールすることに決定。
ただ、使ってたハードディスクは El Capitan のインストール情報がすでに入ってるため、これで再インストールしようとすると、El Capitan のインストールを開始してしまう。パーティションを削除しても同じ。削除できない部分にEl Capitanの情報が書かれているらしい。
インターネットリカバリしようとしたけど、なぜかインターネットリカバリの画面に進まない。
そこで、Windowsのパソコンで diskpart コマンドを使ってハードディスクを初期化した。
初期化したハードディスクをMacBook Proに入れてインストールしようとしたら、今度はハードディスクを認識しない。
どうやたら認識してくれるのかと試行錯誤を続けた。
「OSX ハードディスク 認識しない」で検索しまくったけど、まったく解決方法にたどりつかない。
Command+RでOSXユーティリティが起動するけど、ディスクユーティリティがハードディスクを認識しないのだからどうしようもない。
いままで使ってたハードディスクが壊れたのかと思って、Windowsに接続してみたら、あっさり認識してくれたので、壊れているわけではないらしい。
ふと、以前ハードディスクが死にそうになった時に、新しいハードディスクを買ってきてそれにクリーンインストールしたときのことを思い出した。
OSXでハードディスクを初期化しないとできなかったような。
ということで、以前の死にかかってたハードディスクをMacBook Proに入れて起動してみたら、これはなんとか起動してくれた。
そこで、USB-SATAアダプターでインストール先のハードディスクを接続。
するとこのダイアログが表示される。
そうそう!
これでハードディスクを初期化しないと認識してくれないのだ!
これ大切なことなのに、書いてる人が少なくて、ハードディスクを認識させるまでにすごく時間がかかってしまった。
ハードディスクを初期化して、MacBook Proを再起動。
Command+Rを押しながら起動したら、内蔵HDDとUSB-SATAで外付したハードディスクを認識してくれた。
そのまま外付けハードディスクにOSXを再インストールを開始。OSのバージョンは、内蔵HDDと同じYosemiteと表示されたので、そのままインストールを継続。
インストール完了後に内蔵HDDを取り外して外付けしてたハードディスクを内蔵HDDとして装備。
MacBook Proを再起動したら、クリーンインストール状態のYosemiteが起動してくれた。
運が良かったのは、以前の死にかかったハードディスクを処分せずに持っていたこと。これがなかったら自力では復活できなかった可能性が高い。