残念に思うこと

今まで偏屈おやじのつぶやき日記にはかなりの部分で共感してきた。しかし今日(4月17日)の日記には失望した。

今回のお騒がせ３名についてはいろいろと評論されているが、勇気と無謀の区別もつかない、なかには未成年者まで混じっているとなれば、やはり問題とされて当然だろう。

彼は数百万人の中の一人だということを忘れている。凡人は危険を承知で行動することを無謀だと思うが、彼は危険を承知でイラクに行っていることは間違いない。普通の18歳なら自分が危険な状況に置かれるのかどうかぐらい判断できる。
それから、無謀かどうか、それを決めるのは運だと思う。イラクにいてもこういう目に遭わなければ無謀と言われることは決してなかった。

戦争中ではない国でのドロップアウトした困窮者は、戦地の困窮者以上に困窮しているのだから、真っ先に手助けをされるべきだろう。

自衛隊を派遣するために必要な400億円を別の国に使えばいったい何人を救えるのか考えて欲しい。イラクを支援するには、医者と医薬品を援助し、アメリカ軍の撤退を求める方がよほどイラクのためになる。
食料を援助するだけでストリートチルドレンの犯罪は激減し、治安も格段に向上するだろうし、アメリカ軍の破壊活動を止められれば、劣化ウラン弾による被爆拡大も防げるし、復興のための支援も少なくて済む。
まだいろいろあるけど、とりあえずはこの辺で。