子ども手当から学校費を天引きすべき
ニュースでは、子ども手当から滞納給食費を差し押さえるとかいうのが話題になってる。滞納給食費の問題はそれはそれで解決する必要があるけど、それより先に、子ども手当から学校費を天引きすべきだ。これは大きなメリットがある。デメリットは・・・思いつかない。ある?役所の負担が増える可能性があるかと思ったけど、もともと小学校と中学校のほとんどは公立高校だから、学校の運営費を役所が負担している。なので、ほとんど変わらないはず。私立の小中学校だって役所からの補助金がありそうだから(と、勝手に推測するw)、あんまり変わらないと思う。
現状のままであれば、(A) 役所が各家庭に子ども手当を支給する。(B)各家庭は学校に学校費を支払う。このとき、学校費は生徒別に銀行口座から引き落とされる。引き落としの手数料は見かけ上は学校負担になっていると思われる。手数料を1回あたり100円、生徒数1000人と考えた場合、学校が負担している引き落とし手数料は、毎月10万円、年間では120万円が必要となる。
役所─A→各家庭 各家庭─B→学校
これを、子ども手当から天引きして各家庭に支給するようにした場合を考える。(A)の、役所から各家庭の口座に振込むための手数料は同じだけど、(C) 役所から各学校に全生徒分の学校費を振り込むため、1回の振込手数料で済むようになる。金額が大きいので、1回あたり10倍の1000円がかかるとしても、年間で1万2000円で済む計算になる。
役所─A→各家庭 └─C→学校
全国データによると、小学生が約700万人、中学生が約380万人ということなので、年間で約130億円の手数料が節約できることになる。
手数料が100円の仮定でも年間130億円だぞ!とっとと制度化しろ!