今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

日本酒の解説

日本酒についてちょっと説明。「無濾過」とは、文字通り濾過していないこと。酒を濾過するときは活性炭などを通す。そうするとすっきりした飲みやすい酒になる。だから無濾過だと酒の本来の味が、そして個性がそのまま残る。濾過するとよくできた普通の酒になる。「生」とは加熱殺菌していない意味。殺菌しないと酒瓶の中で発酵が進む。普通は酒の味が変わらないように、加熱して酵母を殺す。「生」には「生」と「生詰」と「生貯蔵」がある。「生詰め」は瓶詰めしてから加熱する。「生貯蔵」は瓶に詰める前にまとめて過熱する。
話を戻すが、生酒は酵母が生きているので発酵が進む。ただし、「原酒」だとアルコール度数が20%くらいあるので、発酵したアルコールで酵母が消毒されて死んでしまうかどうかの度数なので、これ以上は発酵によってアルコール度数が上がることはない。で、「原酒」とは水で薄めてないという意味。普通は水で薄めてアルコール度数を16%くらいにして出荷する。原酒は薄めない。「超辛口」とは糖度が低いという意味。