コミュニケーション

自分とは違う世界で生きている人とコミュニケーションをとることは難しい。今日、それを実感。世界が違うから、価値観も当然違っている。だから話が噛み合わない。
話している相手の経験にないことを伝えようとするけど、その話はうわべだけしか受け入れられない。結局はその人が経験している範囲でしか、そのことを理解できないのだ。
しかも、自分の経験にないことだから、伝聞の話を持ち出して、伝聞の中の経験で理解しようとする。でも、それは所詮伝聞なのであって、リアルとはかけ離れている。伝聞の情報なんて断片的だし、伝聞の情報として価値がある情報(聞き手が興味を示す情報)しか流れていかない。
話が噛み合わないまま進んでいたあるとき、話題がちょっと変わって、話している相手が得意とする分野の話題が出た。そのとき、話し相手はその話に飛びついてきた。そして自分の中で問題点を結論付けてしまった。問題の本質は決してそこではないのだけど。
そして、コミュニケーションは噛み合わないまま終わった。
今日のことで思い出したのが、コミュニケーションについて深く考察している以下の2冊。コミュニケーションは奥が深い。

アジャイルソフトウェア開発

ウィトゲンシュタイン入門