ライト、ついてますか―問題発見の人間学
問題を解決するより、問題の本質を見つけることが大切だということを示してくれている。目先で見えている問題を解決しても問題は解決されない。なぜなら、目に見えない、問題の本質が奥深くに隠れているから。
1987年の出版だけど、この本の内容はとても普遍的でいつの時代でも通用する。システム屋必読。
ライト、ついてますか―問題発見の人間学
目次 第1部 何が問題か?(問題は何なのか? 問題を抱えているのは誰か? キミの問題の本質は何か? 「何がまずいか」をどう決めるか? まずいのは何か? そのために、何ができるか? 問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違だ 幻の問題は本物の問題) 第2部 問題は何なのか? 第3部 問題は本当のところ何か?(すべての解答は次の問題の出所 結論に飛びつくな、だが第一印象を無視するな 新しい視点は必ず新しい不適合を作り出す) 第4部 それは誰の問題か? 第5部 それはどこからきたか? 第6部 われわれはそれをほんとうに解きたいか?
この本、家の本棚に入れっぱなしだ。久しぶりにもう一度読んでみようかな、と。システム構築に限らず、いろんな意味で参考になりそうな気がする。