続・BEATでお山

もちろんフィクションです。(^^;
昨日の夜は自分の腕が激なまりなのを実感してしまったため、今夜はトレーニングに出かけてきた。しかし、今日は出かけた時間が早いこともあり、すぐに一般車に追いついてしまうことが多かった。(余談だが、普通に走っていて追いつかれてしまう車を一般車と呼ぶのに対し、追いつく側の車を「逸般車(いっぱんしゃ)」と呼ぶことがある)
今日は昔の走りを少しでも取り戻すことを目的として走ることにした。車を速く走らせたりすることをモータースポーツと言うが、たしかにその通りだと思う。ブレーキングやコーナリングのGに耐えながら、体を正確に動かして車を操らないといけない。
今日のトレーニングの結果、少しだけブレーキングドリフトに近づいた。(まだまだだけど)　これって連立方程式を解くのに似ている。要するに、コーナー手前のどこからブレーキをかけるか、どこでコーナリングのきっかけを作るか、どこでアクセルオンにするか、どこでクリッピングするか、といった一連の動作をどのように組み合わせたときに一番速く走れるのかを求めるのだ。つまり物理の問題なのである。慣性の法則と運動量保存則に収まる範囲で、いかにタイヤと路面の摩擦力を使うのか、という問題に帰結する。言い換えれば、車で山登りすることは、壮大な物理学実験なのである。(ぉぃ)
しかし、家には山のように洗濯物がたまっていた。神さんが実家に帰っているので、自分以外に洗濯する人なんていないのだった。しかたなく帰る途中、走り屋っぽい車が何台か登っていった。一緒に遊びたかったが、大人なので素直に帰ることにした。(^^;
# ガソリンが少なかったというのもある。