今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

水が凍る瞬間

近所に、福岡県工業技術センターの機械電子研究所というのがある。去年の同じころの日記にも書いた(めんどうなので探さない)けど、今日はそこの一般公開の日だった。家族みんなで行ってきた。
今回のイベントの中で個人的に一番面白かったのは、「氷の結晶を見てみよう」というの。試験管に水を入れて冷やしている。その中に直径3mmくらいのアルミのかたまりを入れて試験管を振ると、一気に試験管の中の水が凍ってしまう。それも、わずかコンマ何秒かで液体だった水がきれいな結晶構造で固体化する。みていてもホントにおもしろい。
なんでそのようになるのかを聞いてみた。
ポイントは、不純物が混ざっていない水は、きっかけがないと結晶化しないらしい。試験管の中の不純物が混ざっていない水は、マイナス5℃にしていたそうだ。普通の水なら既に凍っている温度なのに、凍ってないのも不思議。そこにアルミの粒を入れてちょっとだけ試験管を振ると、それがきっかけになって全体があっという間に結晶化する。
そもそも水ってのは、ミクロな世界で見ると、小さな氷の粒が集まっているようなものだそうだ。(←ってのは別の本で読んだ)
それらが一気につながって結晶化するんだろう。
ところで、1ccの水がちょうど1gって知ってる?で、それが本当にちょうど1gになるのは、水の温度が4℃の時だって知ってた?