今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

賢者の書

久しぶりに本屋に行った。なんとなくうろうろしてて、たまたま見つけた本がこれ。なんか、この本と出合うために本屋に引き寄せられたって感じ。
帯に「まったく新しいファンタジー自己啓発書!」なんて書いてあるけど、まさにそんな感じ。主人公が旅をしつつ、9人の賢者に出会って、大切なことを学んでいくってストーリー。これは、リンク先の Amazon の商品説明にはこんなこと書かれてるし。w

自己啓発フリークの読者はもちろん、ハリポタやグッドラック好きの若い層、かつてドラクエにはまった30代のビジネスマンにもぴったりです。

たしかにそうかも。まだ全部を読んでないけど。でも、とりあえず、各章のまとめのところだけは全部目を通した。そのまとめを読んで納得したり、深く反省したり、別の本を思い出したり。
別の本を思い出しつつ深く反省するきっかけになったのは、第五人目の賢者の教え。ちょっとだけ抜粋する。

第五人目の賢者の教え「今」
人生というのは、一冊の伝記を完成させるようなものだ。
(略)
後のその伝記を読む人が、今日新たに書き加えられた一ページを見て、
『この人だったら、将来大きな成功を手に入れられるのは当然だ』
と思えるような、そんな一ページにする。今日一日をそういう過ごし方にするだけで、将来の成功は約束されたも同然である。
(以下略)

これを読んで、最近の怠惰な生活を深く反省。で、思い出したのがカーネギーの「道は開ける」って本。同じことを書いてたなー、と。この本の中に書かれてた、「一日の区切りで生きよ」ってのは、まさに第五の賢者の教えの通り。
あともうひとつの教えを紹介。それは第七の賢者の教え。

第七の賢者の教え「幸福」
人間は何を探して生きるかという点において、二つに大別される。
ひとつは、自分を幸せにすることを探す人々。
もうひとつは、他人を幸せにすることを探す人々。
どちらを考えるかによって自分の所属するオアシスが決まる。
(以下略)

類友なんて略して言われてる「類は友を呼ぶ」って言葉通り、考え方が似たような人間は自然と集まる。どちらの考え方をしてる人々の方に行った方が幸せになれるのかって、考えるまでもないよね。

       賢者の書



       道は開ける