今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

スルガ銀がIBM提訴、基幹システムの開発遅れで

関係者によると、スルガ銀行は2004年9月、銀行業務全般にかかわる基幹システムを刷新するため日本IBMとシステムの開発契約を結び、開発費用の一部はすでに日本IBMに支払っている。ところが、新システムの稼働を予定していた08年1月を過ぎても稼働のめどは立っておらず、開発費用も当初の予定額より膨らんだため、支払った費用の返還などを裁判で争うことにしたという。

もともとの計画での稼動予定が「08年1月」なら、まだ1ヶ月ちょっと遅れてるだけでしょ?3年半もかけて開発するシステムなら、半年とか1年とかの遅れは許容範囲のような気がするけど。稼動のめどが立ってないってのも、おそらくは、だいたい動いてるけど実稼動には耐えられんとか、そういうレベルのような気がする。あくまで憶測だけど。

日本IBMの広報担当者は、「このような訴えを起こされるのは異例だ。訴状が届いていないので詳細は分からないが、スルガ銀行との契約上の義務は果たしたと認識している」と話している。

IBMの現場担当者(?)の対応がよっぽど気に入らんかったんじゃないかと。スルガ銀行が提訴するってことは、役員レベルまでが「IBMの対応が悪い」と認識しまってるわけでしょ。開発の進捗を定期的に報告したり、遅れてるならその理由を納得のいくように説明してきてれば、この程度の遅れで提訴なんて普通はありえん。よね?