今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

大切な人を亡くして分かったこと

神さんが亡くなってから、いろんな人が「大変でしたね」と声をかけてくれる。「これからが大変なんですよ」と返す。
同情なんて余計なお世話だ。昔、家なき子ってドラマで有名になったセリフ「同情するなら金をくれ!」って言葉が頭をよぎる。本当にそんな気分になる。忘れてるんだから思い出させるなよ。同情してもらったって感情的なマイナスはあっても何の足しにもならない。
何も知らないフリをして、何もなかったように今までどおりに接しつつ、仕事に支障が出ることにはさりげなく愚痴ってもらいたい。人によってどう思うのかわからんけど、少なくとも自分はそういう接し方をしてもらいたい。他の人はどう思うのか知らんけど。
気持ちの整理さえ付かないし、でも子供たちを育てていかなきゃいけないし、いろいろと整理しなきゃいけないことは山ほどあるし。鬱陶しいったらありゃしない。
例えばね、会葬のお礼を早く出すた方がいいなんて言われたけど、それどころじゃないんだって。というか、出すことさえ頭になかったよ。四十九日過ぎてからでもいいもんだと思ってたよ。
とにかくね、大切な人を亡くした当事者は、そのことで気持ちがいっぱいだし、日々の生活で精一杯なんだってば。世の中には何かがあったら何日以内にこれをやれとかいう話がたくさんあるけど、そんなの気にしなくて構わないはずだ。だって当事者はそれどころじゃない。そういう儀礼的なことを求める人たちがいたとしても、無視すればいい。大切なのは形じゃない。気持ちだ。