JavaOne Tokyo 最終日のレポート

今日の簡単なレポート。
JTSJ200-02 Still More Programming Pazzulers
Programming Pazzulers は Tiger に関する問題を取り上げていた。Tiger では、新しい文法が取り入れられている。それにまつわる問題。ふだんは、いまだに JDK1.3 を使って開発しているので、Tiger の新しい文法を見ても何をしようとしているのかあまりピンとこない。いや、そんなのはあまり関係なかったかも。いずれにしろ正解率は低かった。回答者のみなさん、すごい。
JTSJ 200-03 Tigers and Multangs and Dolphins, Oh My!
それぞれのリリースについての概要。興味深いのは、Meintenanse Release が廃止された理由。プラットフォームの変化が激しくて、それに対応するには Maintenance Release を出していたら間に合わないから、だそうな。
JTSJ 201-04 The Pauseless GC Algorithm
これは仕事とはあまり関係ないけど、個人的な趣味で聞いてみた。
というか、携わっているアプリケーションでは、それほどシビアな応答速度は求められてないんだけど、JDK1.3 くらいの時代だとコンピュータ自体が今に比べて速くなかったので、かなり関係があった。FullGC が動くと1秒以上の Stop The World が発生していた。今は処理性能が当時の10倍以上にあがっているので、それほど気にする必要がなくなってきたのよね。
でもこういう隠れた努力が必要なところって、技術的にはすごくおもしろい。セッションが終わったときに櫻庭さんがいることに気がついた。話し掛けてみたら、櫻庭さんも同じように思っていたらしい。
JTSJ201-05 Real-Time Java
これも仕事とはあまり関係ないけど、個人的な趣味で聞いてみた。というのは、昨日の Night for Java Technology の最後の作品がすごい印象的だったから。
印象に残った作品って、宝くじの当選番号を決めるのに似てる。くるくる回る円盤に Duke 君が射った矢をあてる。4つの円盤にはそれぞれいろんな文字が書かれていて、その中の J A V A の4文字に命中させるというのを本当にやってのけた。すごい！
終わり
今日は LG3D の BOF があって、すごく行きたかったんだけど、聞いていたら明日の仕事に間に合わない。あと、Ja-Jakarta の宴会もそのあとに予定されてたりしたんで、すごく後ろ髪を引かれる思い。でも、しかたなく退散してきた。
というわけで、新幹線の中でこれを書いていたりする。