今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

Googleデスクトップ検索

便利そうだからと使っている人が多いようだけど、利用規約プライバシーポリシーを読んでるんだろうか?
利用規約
利用規約の最初に以下の記述がある。

Google Desktop Search は、非商用の使用を条件として提供されています。Google Desktop Search を商用に使用するには(Google Desktop Search の販売または有償での配信を含むが、これに限定されない)、ユーザーはGoogle と契約を結ぶかまたはGoogle による文書での事前の許可を得る必要があります。

商用の定義が書かれてないのでなんとも言えないが、会社のパソコンでの利用は商用にあたると判断するのが妥当だろう。
プライバシーポリシー

初期設定により、Google Desktop Search は一定量のユーザーの非個人情報をユーザーのコンピューターより収集し、Google へ送信します。

非個人情報が個人情報と直結していることは、いまさら述べるまでも無い。

ユーザーの名前及び住所等、個人を識別することができる情報は、ユーザーの明示的な許諾がない限り、Google に送信されません。

あるデータがあったとして、そのデータが個人情報か否かなんて、ソフトウェアが判断するのはほとんど無理じゃないかと思うけど、どうなんだろ?
このことができるということは、裏を返せば、Googleデスクトップ検索は、大量にあるデータの中から個人情報を抽出することができるということを意味している。

各ユーザーのGoogle Desktop Search の版には固有の登録番号(application number) が含まれています。ソフトウェアのさらなる改善のため、ユーザーがGoogle Desktop Search をインストールする際に、この登録番号及びインストールの成否に関するメッセージがGoogle に送信されます。
(略)
ユーザー固有の登録番号は、Google Desktop Search が機能するために必要であり、無効にすることはできません。

au の携帯電話が subscriber-id を送信することよりも、はるかに危険度が高い気がする。
Googleデスクトップ検索したときのパケットダンプを見てみたいもんだ。