UTPケーブルの科学
帰りの電車の中でネットワークはなぜつながるのかを斜め読みする。
「よりは雑音を防ぐための工夫」なんてキーワードが目に付いたのでそのあたりを一通り目を通すことにした。
金属には電磁波が当たると電磁波の進行方向の右回りに電流が生じる、という性質があります。この電流が、波形を崩す要因となります。ところが、信号線をより合わせると、その形がらせん型に変形し、よりの隣同士で電流が流れる向きが逆になります。その結果、雑音で生じた電流は互いに打ち消しあうことになり、雑音による電流は弱くなります。
ツイストペアなんてUTPケーブルに限ったことじゃなくて、RS-232Cケーブルなども、太いケーブルの中はいくつものツイストペアがより合わされている。いままでなぜツイストペアになってるかなんてこと、気にしたこともなかった。そんなすごい理由があるなんて思ってもみなかった。ツイストペアを考えた人はえらい!