実家の手伝い

朝、実家から電話があった。増築した部分のトタン屋根の一部が錆びているから、塗装しなおしたいんだそうで。午前中は用事があったので、3時ごろには行けると連絡した。
実家に着いたのは予定通り3時ごろ。さっそくトタン屋根の上に上って作業を始める。まずはサンダーで、トタン屋根の塗装をはがす。
これが結構な重労働だった。サンダーでは、丸いワイヤーブラシをモーターで高速回転させて塗装を削り取るわけなんだけど、ワイヤーブラシの直径がそこそこある上にブラシ自体の重量もあるので、慣性モーメントが大きいのだ。だもんで、ジャイロ効果がかなり強い。思ったようにサンダーを動かすには、それなりの力でねじ伏せないといけなかった。
さらに、作業を始めて気が付いたんだけど、屋根の中心方向(高い方)を向いて削り取ると、削りカスが全部上のほうに溜まってしまう。だもんで、途中からは、屋根の中心から軒の方に向いて、下向きに作業をするようにした。そうすれば、サンダーから出る強い風(冷却用なのかな？)で削りカスは軒の先まで飛ばされて、屋根の上はすっきりする。だけど、はっきり言って、かなり無理な体勢なのよね。サンダーを持った手を伸ばして塗装を削り落とす場所は、自分がしゃがみこんでいる場所より10cmくらい下になる。オマケに錆びているところは塗装を落とし、さらに錆びている部分を削り落として金属面が出るまで削らなきゃいけないので、錆びているところは塗装だけ落とすより10倍くらい時間がかかる。火花がきれいだから気分転換にはなったけど。
結局、サンダーで塗装を削っている間に、親は削り終えた部分の塗装を始めてしまった。そんなわけで、完全にサンダー担当になった。そんな感じで、今日は背筋と腕と腰あたりの筋力をかなり使った。疲れたよ。
追記:
鼻クソが赤黒かったよ。