オブジェクト指向とプロジェクトの生産性
ドキュメントを書きながら思ったこと。
オブジェクト指向を導入して、分析・設計・実装の生産性が上がり従来の半分程度の時間でできるようになったとする。
でも、プロジェクト全体の工数はそれほどかわらないのではないだろうか。
従来の工数割合が、4割がドキュメント、3割が設計と実装、3割がテストだとすると、分析・設計・実装の生産性が倍になっても、プロジェクト全体では15%しか減らない。15%減ったところで、他のリスクが簡単にその分を食い潰してしまう。
ドキュメントをいかに減らすかが、プロジェクト全体の工期を短縮するキーになるのではないかと思う。
なんでかって?
設計と実装なしではプロダクトはできないし、テスト無しでは品質を保証できない。でも、ドキュメントがなくたって成立しているプロジェクトはたくさんある。