選挙の結果に思う

首相が会見、自衛隊のイラク派遣「国民は支持」
選挙で自民が第1党を守れたことが「自衛隊のイラク派遣を国民が支持した」ことになるそうだ。この前、小泉首相は「自衛隊は軍隊だ」とか「憲法9条」は変えなければいけない」とか言っていた。拡大解釈して、この件も「国民が支持した」とでも言い出すのだろうか。
追加情報：
イラクへ自衛隊「反対」５５％　本社世論調査だって。しかもこれは、国連がイラクから撤退するよりももっと前の7月の調査結果。
どちらかというと、「小選挙区の候補者が、地方への利益誘導を公約した」ことを支持している有権者が多いだけのような気がする。
保守新党、自民党に合流へ　二階幹事長が表明
選挙の翌日に解党するなんて、有権者をバカにしているとしか思えない。保守新党の候補者に投票した人はどう思っているんだろう？幸いにも(?)比例代表区ではなく、小選挙区での選出だったみたい。
偏屈おやじのつぶやき日記で以下のように書かれているが、ちょっと違うと思う。

それに、都会と地方の一票の重みが崩れている国です。一回、一票の重みを均して各党の得票数を換算してみてはいかがですかね。きっと、与野党はすっかり入れ替わっているんじゃないかなあ。

これはちょっと無理な推論だと思う。各都道府県の情勢を見ると、東京・神奈川・大阪・兵庫では自民優勢なのでとても与野党が入れ替わるとは思えない。
しかし、比例区の結果では民主が第1党となっている。今回の選挙が中選挙区制だったとしたら、与野党は間違いなくひっくり返るだろう。