今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

最高裁判所裁判官国民審査

選挙と同時に、最高裁判所裁判官の国民審査があることをすっかり忘れていた。
朝食が終わってから、あわてて広報を読み返した。うちの神さんが、広報とは別の新聞記事もとっておいてくれた。感謝!
最高裁判所裁判官の国民審査は、ある意味、選挙よりも重要だ。あるということを覚えていれば、ここでその重要性を前もって訴えておいただろうと思う。ちょっと後悔。
国民審査の方法は、今日あったばかりなので説明不要だと思うので省略。×をつけるかどうか、どう判断すればいいのか、だ。
最高裁判所の裁判官の判断は、われわれ国民の判断を代弁するものでなければならない。自分の考えと最高裁でのその裁判官の判断が一致しているかどうか、が判断基準となる。では、どの程度一致していればよいかというと、ほぼ完全に一致しているべきだと思う。判断が一致しているのは当たり前だ。たびたび自分と異なる判断をするような人は、最高裁の裁判官になってはいけない。
そういうわけで、広報と新聞に出ている情報から、裁判官の認否を考えた。
まずは、非嫡出子(入籍していない男女間の子供)の相続割合は嫡出子(入籍した男女間の子供)の半分という民法を合憲と判断した人を全員×にする。子供は親を選べないのだから、子供を差別するのはおかしい。
また、その民法の条項自体が婚外子を持つのは適当でないと、法的に言っているのだ。法律はあらゆるケースを救わないといけないのだけれども、この法律は「ある特殊な婚外子を持つべきケース」を否定している。
次に考えたのは、郵便配達ミスがあった場合の、国の損害賠償の責任範囲を狭く定めた郵便法が合憲かどうかの判断で、合憲の判断をした全員を×。ミスの責任をうやむやにしてもよいというような裁判官は願い下げだ。
とかなんとかで、結局、9人中7人に×をつけてきた。