IE 以外のブラウザは必要ない!?

IE が一番普及しているブラウザであることはもはや疑う余地はないが、 IE 以外のブラウザは今後、 用途に応じて使い分ける際の選択の幅としての需要が見込めるかもしれない。

ちょっと違う。IE以外を使っている人は、WindowsUpdate のような IEしか使えないときに仕方なくIEを使うという意味で「使い分け」と言っているのだと思う。(ワタシもそうだ)
IE以外非対応をうたっているサイトもあり、中にはIE以外でのアクセスにはエラーページを返すおせっかいなサイトもある。そのようなページの大半は、Operaの設定を「MSIE6.0として認識させる」にしてアクセスすると、何の問題もなく表示できる。
ちなみに、ワタシが作ったページのアクセス解析の結果では、IE が 80%、Netscape が 13%。
Other が 5%程度あるが、つい最近まで Opera が Other に含まれていたため、Other のうちの多くは恐らく Opera。(ワタシも Opera 使ってるし)
このサイトの内容から推測すると、アクセスする人の大半はソフトウェア技術者だと思われる。(車関係のキーワードで検索してくる人もいるようだが)
Web 関係の仕事をすると、デファクトの IE で動作確認しなきゃってこともあるんだろう。けれども、あんなに問題が指摘され続けている IE を、多くのソフトウェア技術者がメインのブラウザとして使っているという現実を示しているのだろうか。
IE の脆弱性などの問題もあるが、Opera や Netscape を使うもうひとつの大きな理由は、タブブラウザであること。IE はタブブラウザではない。80%もの技術者がタブブラウザを使ってないのは非常に残念なことだと思う。IE をメインで使っている人は、大量のウィンドウを開いて仕事しているんだろうか？それとも、IEをタブブラウザとして使えるようにするコンポーネントを組み込んで使っている？

参考:
タブブラウザ推奨委員会
ｃｕｓｔｏｍｉｚｅ