今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

弱音を吐く

本当に運命的な出会いだったのよ。初めて会ったのは酒の席。黒ビールを飲み続けていた彼女、とても印象的だった。居酒屋でも同じ酒を奪い合った。ある日、終電に間に合わなかった彼女を部屋に泊めた。会ったのはほんの数回目だったけど、その日に「結婚しようよ」と言った。彼女は「いいよ」と答えた。
その日、いろんなことを話した。「おじいちゃんとおばあちゃんになっても、縁側で一緒にお酒を飲もうね。」と話した。一人だけ死ぬと寂しいから、手をつないで一緒に死ねるといいねと話した。その約束を果たさないまま、勝手に一人だけで逝きやがって。
結婚指輪なんて買わないよって話をしたとき、「形から入るのは嫌。指輪なんていらない。」と答えられた。同じ価値観を持つ人がいたことを心から嬉しく思った。
結婚してから生活を共にしてからも、価値観の一致に驚くことが多かった。ちょっとした意見の違いはあるけれど、対立することなんてなかった。ほとんど全てにおいて、方向性が同じだった。英語で言う「My better half」という言葉そのものだった。この十年間、本当に最高のチームだったと思う。
神さん、出会ってから今まで、とっても幸せだったよ。本当にありがとう。