自分に投資しよう - 常に少しずつの知識を蓄積する

何か仕事を頼まれたとする。頼まれたことをさっさと片付けるのもいいけど、せっかくのチャンスだから、その仕事に関連している周辺知識にも目を向けてみよう。
頼まれた仕事を完了させるまでに、少しくらい余計に時間がかかったってかまわない。期限に間に合えばいいんだから。もし、かなりがんばらなきゃ期限までに終わらないような仕事だったら、期限を延ばしてもらうか、仕事の量を減らしてもらおう。そうしなきゃ、何かの邪魔が入ったときに、期限を守れなくなってしまう。
頼まれた仕事をこなしていく過程で、たくさんの知らないことに出会う。知らないことは、少しだけでかまわないから調べてみる。調べたら理解できるかもしれないし、お手上げかもしれない。調べないと、簡単なことなのか、難しいことなのかさえ分からない。なんでもいいから、とにかく調べてみるクセをつけよう。
ついでに周辺知識を身に付けようとか、あまり関係ないけど疑問を感じたから調べてみようとか、常にそういう姿勢を持とう。
そういった、ちょっとした知識を身に付けようとする姿勢は、知識の蓄積を生み出す。ちょっとした知識をたくさんたくさん蓄えておけば、別のことを知識として身に付けたときに、ふとつながりが見えてくることがある。知識がたくさんあれば、たくさんのことが一気につながることだってある。
知識のネットワークができていく。知識のネットワークは、新しいことに触れたときも理解を助けてくれる。
少しずつでもかまわないから、常にちょっとした知識を身に付けていこうと言う姿勢は、自分に対する投資になる。いますぐには役に立たない知識かもしれないけど、その知識の蓄積は後になって大きな投資効果を生み出すことは間違いない。