今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

使ったことがない機能を初めて使うときは機能ガイドを読もう

Javaの使い方を知るには、APIドキュメントではなくて、機能ガイドを最初に読むのをお勧めする。これは、Javaの使い方全般について言えることだ。
Javaを始めて間もない人ならば、クラスやメソッドの使い方に興味を持つのは自然なことだし、APIドキュメントから見るのも構わないと思う。だけど、ある程度Javaに慣れ親しんだ人が初めての機能を使うときは、最初に機能ガイドの該当部分に目を通すべきだ。
APIドキュメントを見て手を動かすのもひとつのやり方ではある。手を動かせば理解が深まるのも否定しない。だが、APIドキュメントでは機能の全貌を理解することはできない。理解しないで使い始めると、間違った使い方をしてしまうことが多々ある。
それを防ぐのが機能ガイドだ。機能ガイドには、Javaを作った人たちが望んでいる使い方や、その部分のアーキテクチャが書かれている。できることとできないことについても書かれている。
今まで触ったことのない機能を使うときは、まず最初に機能ガイドを読もう。いや、触ったことがあっても読んでみて損はない。読んだことがない人は、ぜひ目を通して欲しい。
例えばアサーション
http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/lang/assert.html
アサーションについてここまでまとまっているドキュメントはなかなか見つからないのでは?