システムクロックが進む問題

3月31日の日記に書いた、システムクロックが1分間で約1秒進む現象は、Java の BUG の可能性があることが分かった。
BugId:4500388 Calling Thread.sleep with small argument affects system clock on windowsというのが該当するようだ。

Release Fixed: 1.3.1_04, 1.4.0_02, hopper

となっているが、こちらの試験では JDK1.3.1_10 でも発生している。この Bug のコメントを見ると、JDK1.3.1_04 やJDK1.3.1_06 でも発生しているとの報告があるので、直っていないのかもしれない。
でも、あのときの試験では、Java を動作させていない状態でも時計が進んでいく現象を確認しているので、他にも原因がある可能性もある。
Java のマルチスレッドで発生すると言うことは、Windows ネイティブアプリケーションでマルチスレッドを使っていると発生する可能性があると考えてもよさそう。それなら Java を起動していなくても、時計が進む現象が発生する可能性は十分にあり得る。