今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

雑草取りとプロジェクトのアナロジー

1時間ほど雑草取りをした。春先で暖かくなってきたので、大量の雑草が生え始めていたのだ。
雑草取りをしながら、これもソフトウェアプロジェクトと似ているところがあるな、とか思いつつ。(^^;
取った雑草は生ゴミを埋めるための穴に放り込んでいく。

  • ツールの利用

最初は生ゴミ穴の近くで抜いていたので、抜いたはしから穴に投げ込んでいた。しかし少し穴から離れると、小さいのは空気抵抗に負けて投げても届かなくなった。そこで近くにあった植木鉢を取り出して抜いた雑草をそこに入れておき、一杯になったら生ゴミ穴に入れるようにした。それだけでずいぶん効率が上がった。ツールの利用は大切だなぁ、と感じた。

  • リスク発見と対処のタイミング

取っていて気が付いたのだが、中には早くも実をつけようとしている雑草があった。あと1週間もしたら実がはじけて子孫を反映させるところだった。リスクの発見は兆候が現れたのを見逃さず、問題になる前に対処するのが大切だよね。

  • プロセスの選択

雑草が少ないところでは一本ずつ手で抜いていくのが確実。それに、雑草が多少多くても家庭菜園の中は手で抜いていく。間違って野菜の芽を摘んでしまわないように。
しかし比較的日当たりがいいところは雑草が多く、土が見えている部分でもよく見ると小さな芽が無数に出ていた。こういう状態のところは鍬で土の表面の1cmくらいを削り取る。こうすると削り取った土の下にある種が芽を出してくる可能性があるが、短時間で大量の雑草を駆逐できる。削り取った土は一箇所に積み上げる。積み上げた土の一番上にある雑草は枯れずに成長するものが多いが、下になったのは日が当たらないので枯れてしまう。