今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

パウエル国務長官へのインタビュー

話題のパウエル国務長官のインタビュー。原文はこちららしい。
その内容をこちらのサイトでは独自に翻訳している。そこから一部抜粋。

このような危険を冒したがゆえにその人たちがとらえられたときであっても、わたしたちは「あなたが危険を冒したのだから、それはあなたの過失だ」と言うことができるわけではありません。そんなときでもわたしたちは、その人たちを無事に取り戻すことができるようにあらゆることをなす義務がありますし、その人たちについて真剣に気づかう義務があるのです。その人たちはわたしたちの友人です。わたしたちの隣人です。わたしたちの同胞なんです。

こちらのサイトを最後まで読むと、以下のコメントがある。

念を押しておきますが、今回の記事はパウエルの発言がどうとかこうとか、誘拐された三邦人がどうとかこうとかいう内容ではなく、単純に「原典に当たることが必要だ」という内容ですのでご了承ください。コメント欄にて政治的な発言(特に私をどちらかの陣営に属するものと勝手に決めつけるような発言)は左右双方とも削除することがありますし、私は答えるつもりもありませんのでどうぞよろしく。

とあるので、このような取り上げ方は翻訳した方にとっては不本意なんだろうか?
とりあえず、その部分の原文も引用しておく。

But even when, because of that risk, they get captured, it doesn't mean we can say, "Well, you took the risk. It's your fault." No, we still have an obligation to do everything we can to recover them safely and we have an obligation to be deeply concerned about them. They are our friends. They are our neighbors. They are our fellow citizens.

うーん、英語の言い回しがよく分からんが、個人的には、
「危険を冒した結果として捉えられたとしても、『てめーらが好きで危険を冒したんだからてめーらの責任だ』なんて言ってはいけない。」
と訳したほうがいいように思う。その方が、そのあとの文、
「我々は、彼らの安全と取り戻すためにあらゆる手立てを尽くす責任があり、彼らのことを真剣に思いやる義務がある。」
にもすっきりと続く。