今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -

古い記事ではさまざまなテーマを書いていますが、2007年以降はプログラミング関連の話がほとんどです。

モチベーション低下中

技術者だって、技術的なことばかりをやってらんない。ドキュメント大切。ドキュメント重要。
で、たまに技術的なことをやってみるとクラクラしたりして、余計にモチベーションが下がったり。(涙)
世の中、思うようにならんことばかりの時期だってあるさ。
さ、ひとつずつこなしていくか。

日本語の作文技術

はてなブックマーク最近の人気エントリーに、「正しい技術文章作成のためのヒント」というページが上がってる。とりあえずはひととおり読んでみた。あんまりケチつけたくないんだけど、はっきり言って「正しい技術文章作成のためのヒント」というページ自体、読みにくいと感じた。でも、ダメだしは、このエントリの目的じゃないんでパス。
一部引用。

本当なら、大学の講義で、技術文書の作成方法を学ぶべきなのですが、日本の ほとんどの大学ではそういったカリキュラムを設けていないようです。

技術文書の作成方法どころか、作文の方法すら教えられてない。小学校も中学校も高校も大学も。国語の授業の中で文法ってのがあったけど、実はそれって単なる手段。国語の授業の目的は何か。日本語の文章を正しく読めるようになることと、正しく書けるようになることにほかならない。
技術文書を書くには、まずは正しく作文できることありき。「技術文書」は「文書」という集合の部分集合なんだから、まともな文書を書けない人が技術文書を書けるはずがない。
でも、ひとつ大きな問題がある。ちゃんとした作文ができないということを、多くの人が自分自身で気付いていない。毎日、たくさんのメールが届くけど「読んでも意味わかんねーし」ってのがたくさんあるのは、誰でも感じてると思う。でも、書いた本人は、意味が通じると思って書いてる。書いた人に「意味わかんねー」と伝えない限り気付かない。(これ書きながら、自分自身、今でもそういうことがよくあるな、と反省している。)
少しでもそうならないようにするには、作文技術を身に付けるしかない。どのように書けば読み手に意図が伝わるのか。それは、意図がより伝わりやすいように、誤解されないように、読み間違う余地がなくなるように、文を構成するしかない。
というわけで、かなーり昔に紹介したこの本、改めて強くオススメしとく。というか、日本語で作文する人の必読書。
日本語の作文技術